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CAMP
ふだんの生活とは違う大自然のなか、限られた道具で、時には不便を感じながらも、自分なりに考えて工夫を凝らす。それが、テント泊の醍醐味のひとつでもあります。そこで、ベテランキャンパーたちが実践しているテント泊のアイデアをご紹介。テント泊をより楽しく快適にするアイデアは、家族構成によっても好みによっても、さまざまです。経験を積みながらアレンジをして、自分に合うベストな方法を見つけましょう。
メニューを決めたら、食材はあらかじめ自宅でカットして、保存容器に入れてキャンプ場へ。準備の時間が短縮できるだけでなく、野菜の皮や端、パッケージ袋などのゴミも減るため、あとかたづけがラクちん。もちろん、洗い物の量だって少なくなる。たとえば、カレールウなどの材料も、箱は自宅で捨ててしまえばゴミの削減に。
100円ショップでも購入できる麻ヒモは、テントやタープの張り綱になるほど強度がある。また、油を含んでいるため、着火剤としての使用もOK。コツさえつかめば、ナイフがなくても手でカットできるので、ベテランキャンパーたちが愛用するアイテムのひとつだ。軽量でかさばらないので、ひとつ持って行くといい。
アウトドアの達人は、TPOに合わせたロープワークをマスターしているもの。ただし、ビギナーにとってはハードルが高すぎるので、テントの設営時に使えるロープワークを2種に絞って紹介しよう。
いま、キャンパーの間で密かに流行しているのが、テントやタープを使った映画上映会。プロジェクタを持って行き、テントやタープのシートに映像を映せば、自然のなかの映画館に!日中に撮ったデジカメの動画を、家族みんなで観るのも楽しい。ただし、スピーカーの音が迷惑になることもあるので、周囲への配慮は忘れずに。
クリーニングに出すともらえる針金ハンガーは、濡れた水着やタオル、衣類を干す時に大活躍!ハンガーをテントのポールにかけてもいいが、木と木をロープで結んで物干し場を作り、等間隔にかけると乾きが早い。「LOGOS ドリップベルト」など、市販のアクセサリーと合わせて使うのもおすすめ。
生ゴミと残った料理をそのままにしておくと、夜の間に虫が集まってしまう上、においにつられて野生動物がやってくる恐れも。ゴミ箱が設置されたキャンプ場なら、生ゴミは夜のうちに指定された場所に捨てておくと安心。残った料理は、クーラーボックスに入れるなど、虫や動物が寄り付かないように工夫しよう。
蚊取り線香を1箇所に置くだけでは、虫の多い場所だとどうしても刺されてしまう。蚊取り線香の中心を金属製の洗濯ばさみで挟み、皿などに乗せて、テントサイトを囲むように置くと虫よけ効果がアップ!プラスチック製は蚊取り線香の熱で溶けてしまうので、必ず金属製を使おう。
日中はゴミをしっかり分別していても、周囲が暗くなった夜以降は曖昧になってしまうことが多いもの。ゴミの分別は、自然を守るための最低限のマナー。可燃、不可燃、資源、それぞれのゴミ箱をできるだけ離して置くと、みんなが意識的にきちんと分別をするように。あとかたづけの時、面倒な思いをしなくてすむ。
携帯型ゲームやスマホもいいけれど、キャンプ場では電源をOFFに。トランプやお絵描き、落ち葉拾いなど、昔ながらの遊びを家族みんなで楽しもう。シンプルで年代に関係なく遊べるから、子供から大人まで一緒に楽しめる。
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